オリザの米油
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会社情報

ごあいさつ

サスティナブルなこめ油で美と健康に貢献

1939年に岐阜県羽島郡笠松町で「岐阜糠油工業所」として創業したオリザ油化。おかげ様で2019年4月に創業80周年を迎えました。

こめ油は、日本人の主食である「おこめ」を精米した際に出る糠・米胚芽が原料です。近年、健康志向の高まりによりNon-GMO(非遺伝子組み換え)、アレルギーフリーの安心安全なこめ油に対する信頼の高まりを感じ大変うれしく思っています。

「人々の美容・健康維持・増進に貢献したい」という思いのもと、こめ油に含まれるγオリザノールやオリザトコトリエノール®、オリザステロールなどの米由来の機能性成分に加え、油の抽出技術で培ったノウハウを活かし世界中の天然植物素材の開発研究にも力を入れてきました。

世界中で食されるお米の副産物からできる環境にやさしくサスティナブルなこめ油の可能性とお米や植物が持つ機能性を追求していくことで、皆さまの美と健康のお役に立てますことを願っています。

代表取締役社長 村井弘道

世界初となる低温抽出法を開発し、世界特許を取得!
オリザのこめ油は、質が高く風味豊かなこめ油です!

1939年に創業したオリザ油化は、玄米を精米するときに出る米糠と米胚芽を原料にした「こめ油」の製造販売を始め、中部地方でいち早く量産技術を確立しました。

1976年には、業界で世界初となるこめ油の低温抽出法の開発に成功し、1982年に世界特許を取得※。より質が高く、風味がよいこめ油の抽出・精製を実現しました。

また、業界の中でもいち早く「ハラール認証」を取得。そのためオリザのこめ油は、宗教や人種の壁を作らないボーダレスなオイルです。

※低温抽出法(NEW;New Extraction Method):
1982年に世界特許取得。低温で油分を抽出する方法。環境破壊の原因となるCO2の排出や大気汚染、廃棄物を大幅に削減できる環境に大変やさしい抽出方法。

※蒸留脱酸法(NRM;New Refining Method):
独自に開発した優れたエコ精製技術で従来の精製に使用する化学物質を90%近く削減、環境にやさしい精製方法。この技術により、こめ油にのみ含まれる「γオリザノール」を多く含むこめ油を作ることが可能になった。

世界中の人々の健康と幸せを願って
これからも米や天然素材の可能性を追求していきます。

私たちオリザ油化の使命は、化学と技術を駆使して、米をはじめとする天然素材・動物由来原料の高度な有効活用を目指し、皆さまの健康づくりや幸せ、そして希望を実現していくことだと考えています。

そのために必要なこめ油や機能性素材の製造・研究開発の努力を私たちは惜しみません。ここでは、米由来原料に関するこれまでの研究の成果をご紹介します。

学会発表
オリザセラミド®
(米由来)
Increase in skin ceramides through epidermal ceramide synthesis by rice-derived glucosylceramides and beta-sitosterol 3-O-glucoside.
国際米油シンポジウム(2016).
米由来グルコシルセラミドに共存するβ-シトステロール 3-O-グルコシドの表皮セラミド合成関連酵素発現に及ぼす影響
セラミド研究会(2016).
米由来グルコシルセラミド分画に共存するβ-sitosterol 3-O-glucosideの角層セラミド含量に及ぼす影響
日本薬学会(2016).
米由来グルコシルセラミド分画に共存するβ-sitosterol 3-O-glucosideの角層セラミド含量に及ぼす影響
日本皮膚科学会(2017).
ポリアミン
(米由来)
Improvement of hair and nail conditions by rice-derived polyamines (Oryza polyamine).
国際米油シンポジウム(2016).
論文発表
オリザギャバ® 三枝貴代、岡田忠司村井弘道、森隆、堀野俊郎、大森正司、伊藤昌博、小野田明彦
コメ胚芽中の4-アミノ酪酸(GABA)蓄積に及ぼす有機溶媒脱脂の影響
日本食品工学会誌.48(3),196-201(2001).
オリザセラミド® 下田博司 コメ由来スフィンゴ糖脂質の作用 細胞41(5),203-205(2009).
Shimoda H., TerazawaS., Hitoe S., Tanaka J., Nakamura S., Matsuda H., Yoshikawa M. Changes in ceramides and glucosylceramides in mouse skin and human epidermal equivalents by rice-derived glucosylceramide. J. Med.Food15,1064-1072(2012).
オリザペプチド Moritani C., Kawakami K., Fujita A., Kawakami L., Shimoda H., Hatanaka T., Tsuboi S. Isolation of activating factors of serotonin N-acetyltransferase from rice peptides. J.Functional Foods.41,148-154(2018).
γ‐オリザノール 岡田忠司中川紀代司、山口直彦 フェルラ酸エステルの抗酸化性及びアミノ化合物との相乗性に関する研究 日本食品工業学会誌29(5),305-9 (1982).
岡田忠司、山口直彦 オリザノールの抗酸化性と薬理作用 油化学33(6),305 (1983).
Moon S.H., Kim D., Shimizu N., Okada T., Hitoe S., Shimoda H. Ninety-day oral toxicity study of rice-derived γ-oryzanol in Sprague-Dawley rats.
Toxicol. Reports,4,9-18(2017).
黒米エキス Tamura S., Yan K., Shimoda H., Murakami N. Anthocyanins from Oryza sativa L. subsp. indica. Biochem. System. Ecology.38,438-440(2010).
Tanaka J., Nakanishi T., Ogawa K., Tsuruma K., Shimazawa M., Shimoda H., Hara H. Purple rice extract and anthocyanidins of the constituents protect against light-induced retinal damage in vitro and in vivo. J.Agric.Food Chem.59, 528-536(2011).
Tanaka J., Nakamura S., Tsuruma K., Shimazawa M., Shimoda H., Hara H. Purple rice (Oryza sativa L.) extract and its constituents inhibit VEGF-induced angiogenesis. Phytotherapy Res.25,214-222(2012).
Tanaka J., Nakanishi T., Shimoda H., Nakamura S., Tsuruma K., Shimazawa M., Matsuda H., Yoshikawa M, Hara H. Purple rice extract and its constituents suppress endoplasmic reticulum stress-induced retinal damage in vitro and in vivo.
Life Sci.92,17-25(2013).
Shimoda H., Aitani M., Tanaka J. ,Hitoe S. Purple rice extract exhibits preventive activities on experimental diabetes models and human subjects. J.Rice Res.3:2(2015).
米胚芽発酵エキス Tanaka M., Yoshino Y., Takeda S.,Toda K., Shimoda H., Tsumura K., Shimazawa M., Hara H. Fermented rice germ extract alleviates morphological and functional damage to murine gastrocnemius muscle by inactivation of AMP-activated protein kinase. J.Med.Food.,20,969-980(2017).
特許一覧
商品 発明の名称 登録番号 備考
米油 米糠より原油を抽出するための前処理に用いる成形装置 特許1192721 存続期間満了
フェルラ酸 フェルラ酸エステルの油溶化皮膚塗擦用剤 特許1371867 存続期間満了
米油 濾過装置 特許1480318 存続期間満了
米油 粗油脂類から脂肪酸を分離する方法 特許1998674 存続期間満了
オリザギャバ γ-アミノ酪酸を富化した脱脂食品素材 特許2810993 存続期間満了
米胚芽油 皮膚外用剤 特許3704498
米油 米糠より原油を抽出するための前処理に用いる成形装置 米国特許438483
韓国特許16077
オリザポリアミン まつ毛化粧料用原料及びそれを用いたまつ毛化粧料 特許6192036
黒米エキス 小胞体ストレス軽減剤 特許5916203
米胚芽発酵エキス グルコシルセラミド含有組成物の製造方法 特許6579619
米胚芽発酵エキス スティグマステロール含有組成物の製造方法 特許6584899
米胚芽発酵エキス β-シトステロールグルコシド含有組成物の製造方法 特許6604806

会社概要

会社名
オリザ油化株式会社
代表者名
村井 弘道
設立
昭和14年4月
事業内容
食用米サラダ油、医薬品、医薬品中間体、化粧品原料、機能性食品素材、健康食品化成品、肥料、飼料等の製造・販売
資格
【製造業免許】食用油脂製造業、医薬品製造業、食品添加物製造業、飼料製造業
Webサイト
http://www.oryza.co.jp/
所在地
本社
愛知県一宮市北方町沼田1番地
東京営業所
東京都千代田区神田須田町1-5 ディアマントビル5階
沿革
1939(昭和14年)
岐阜県羽島郡笠松町で岐阜糠油工業所として創立。圧搾法による製造を開始。
1943(昭和18年)
陸軍・海軍の統制協力工場に指定される。
1939(昭和14年)
岐阜県羽島郡笠松町で岐阜糠油工業所として創立。圧搾法による製造を開始。
1943(昭和18年)
陸軍・海軍の統制協力工場に指定される。
1949(昭和24年)
溶剤抽出法を導入。
1954(昭和29年)
岐阜糠油工業株式会社に改組。
1964(昭和39年)
オリザ油化株式会社に社名変更。 一宮工場竣工。
1976(昭和51年)
低温抽出法(NEM)開発に成功。 世界主要国に特許出願。
1980(昭和55年)
ガンマ-オリザノールの製造を開始。 純正玄米胚芽油「タフロン」発売。
1981(昭和56年)
NEM技術の海外販売モデルプラントとしてロートセル型抽出工場竣工。
1982(昭和57年)
NEM特許取得。韓国新養油脂へNEMプラント輸出。
1983(昭和58年)
関連会社(株)アルゴス・(株)システムアシーナ設立。
1986(昭和61年)
中国湖南省・湖北省・四川省等にNEMプラント及びスーパーフィルター輸出。
1988(昭和63年)
ビルマ、PHICにNEMプラント及びスーパーフィルター輸出契約[三菱重工業(株)・(株)吉野製作所と提携]。台湾へスーパーフィルター輸出。
1991(平成3年)
粉体混合から造粒までの一貫生産ラインプラント完成。受託生産開始。
1995(平成7年)
農林水産省中国農業試験場と共同研究の末、GABA富化米胚芽の量産技術を開発、特許出願。
1996(平成8年)
中小創造法認定企業に指定される。
1998(平成10年)
米胚芽油中の微量成分であるトコトリエノールを分画する技術開発に成功。コレステロール低下作用、生体内抗酸化作用を持つ「オリザトコトリエノール®」の名称で発売。「GABA富化米胚芽におけるヒトを対象とした不眠・抑うつ及び自律神経障害に対する効果」を日本食品科学工学会に発表。
1999(平成11年)
シソ種子ポリフェノール、フラボノイド成分に口腔細菌に対する強い抗菌作用を発見。日本細菌学会に発表。 米ぬか、米胚芽からセラミド(スフィンゴ糖脂質)の抽出・分画に成功。美白作用を確認し、「オリザセラミド®」の名称で発売。
2001(平成13年)
「境界域及び軽度糖尿病者における月見草エキスの食事負荷に対する血糖上昇抑制効果」を発表。月見草エキスのアポトーシス誘導作用、美白作用を確認。抗ガン作用を持つと言われているスルフォラファン含有の「発芽ブロッコリーパウダー」、コラゲナーゼ、ヒアルロニターゼ、チロシナーゼ阻害活性を持つ「ライチ種子エキス」、米ぬか、米胚芽からコレステロール低下作用を持つ「オリザステロール」、同じくマクロファージ、NK細胞活性化機能を持つ「米胚芽発酵エキス」を発売。
2002(平成14年)
目の加齢性黄斑変性症予防作用を持つルテインエステル高含有粉末を「ルテイン-P80」の名称で発売。エラスターゼ、コラゲナーゼ、ヒアルロニターゼ、チロシナーゼ阻害作用、メラニン生成抑制作用、及び糖質吸収抑制作用を合わせ持つ総合的美容食品素材「黒米エキス」を発売。ISO9001認証取得。
2005(平成17年)
テオブロミンとポリフェノールを含有し、体重増加抑制・脂肪蓄積阻害・脂肪燃焼促進・脂肪吸収抑制作用を有する「カカオエキス」を発売。フラボノイド配糖体(クエルシトリン)を含み、抗ニキビ・抗シワ・抗くま・美白・抗炎症作用を有し、メラニン合成を抑制する「キウイ種子エキス」を発売。また、優れたコレステロール低下作用を有する「オリザトリテルペノイド」を発売。
2007(平成19年)
本社新社屋、新工場完成。東京都千代田区神田須田町に東京営業所を開設。
2008(平成20年)
抗肥満作用、セラミドやヒアルロン酸の合成促進、メラニン産生抑制を有する「イチゴ種子エキス」を発売。昆布由来のカロテノイドで、抗肥満作用、メタボリックシンドローム改善作用、メラニン産生抑制をはじめとする美容効果を有する「フコキサンチン」を発売。
2009(平成21年)
経済産業省、元気なモノ作り中小企業300社「日本のイノベーションを支えるモノ作り中小企業分門」に選定される。 日本健康食品規格協会(JIHFS)より、「健康食品GMP適合認定」認証取得
愛知県、「愛知県ブランド企業」の認定を受ける。
2010(平成22年)
美容食品素材「桜の花エキス」を上市。日本の伝統美と抗糖化作用による アンチエイジング作用を訴求。

「愛知県ブランド企業」認定

ものづくり王国と言われる愛知県では、県内製造業の実力を広く国内外にアピールし、愛知のものづくりを世界的ブランドへと展開するため、県内の優れたものづくり企業を「愛知ブランド企業」として認定しています。人々の健康に貢献する安全な食品・化粧品素材を世界に提供している企業として認定されています。

「いちのみや食ブランド推進協議会」認定

一宮商工会議所が平成22年に設立。一宮市を中心とする西尾張地域の農水畜産物やそれらを使用した商品を「いちのみや食ブランド」として認定し、商品のPR活動を行っています。弊社サラダ油、玄米油が認定をされています。